3月 092009
スパークプラグの話
スパークプラグ(点火プラグ)は、一般のプラグの場合は車にもよりますが、平均3~4万キロぐらいでシンの部分が磨耗し、プラグギャップ(電極間のすき間)が広くなり交換しなければいけなくなります。
ここ最近で主流になりつつあるのが、プラチナプラグ(白金プラグ)とイリジウムプラグと言われる物です。
価格としては、一般<イリジウム<白金と言う感じでしょうか。
白金プラグとよばれるもの場合は基本的にはメンテナンスフリー(10万キロ交換不要)となっています。
よく勘違いされがちなのですが、イリジウムの場合も普通の物にくらべるとロングライフになっていますが、白金のように10万キロメンテナンスフリーではありません。
メドとしては種類にもよりますが、5~6万という所でしょうか。
下の写真は交換した古いイリジウムプラグ(左)、新品(右)です。
火花の散る部分を拡大して見てみると・・・
気付かれましたか?
古いほうも芯はあまり減ってませんよね。
減ってるのは受ける側(接地電極)の方です。
つまりイリジウムプラグの寿命は受け側の磨耗によるものなんですね。
ちなみに10万キロメンテナンスフリーの白金プラグは接地側にも白金が使われています。