10月 082011
今回修理させていただいた車は、H17年式のMH型のワゴンRです。
左側のリヤフェンダーが錆びて腐ってしまい、修理することになりました。
この年式でサビがくるなんて・・・と思われる方も多いと思いますが、さびていた部分はこれまでに事故などの修理暦はありません。
また使っておられるのは普通の街中で普通に乗っておられただけです。
錆びていた部分を削り落とすと、表側の鉄板パネルに腐りで穴が開いてしまっています。
このままではパテなどで修理は出来ませんので、この部分を削り落とし、錆びにくいようにステンレス板を当て溶接します。
次ぎにパテで整形。
表面の凸凹を整えサーフェーサーで仕上げます。
今回はパールホワイトなので下色の白、パール、クリアーと3層塗装を行いました。
こちらが完成写真です。
茶色くサビが浮き出ていたフェンダーもキレイになり、これからは気持ちよく乗っていただけます。
この車両にかかわらず、MH型のワゴンRや同年式ぐらいのアルトでリヤフェンダーの錆び腐りにより修理する事が多いです。
ディーラーいわく雪国特有の融雪剤の影響ではとの事ですが、同じスズキ車でもスイフトとかの乗用車ではリヤフェンダーが錆びた話は聞きません。
この年式の車ぐらいからリヤフェンダーのいわゆる耳が極限まで薄くなっていて、スポット溶接ではなく接着止めとなっているようです。
その結果が少なからず錆びの原因になっているような気がしていますが、真相は・・・