今回紹介するのはフィットの後期(GD1~4型)への運転席と助手席足元へのフットライト(足元照明)の取り付けです。
部品の方はお客の方で購入された物を持ち込みされました。
LEDランプがテープ状になったもので自由に曲がります。
これに残光ユニットを組み合わせます。
依頼を受けたフットライトが点灯する条件は、スモール(イルミ)ON、またドア開閉時のどちらかの場合です。
この2つの条件を満たすために用意したのが5極のリレー。
コイルのあるスイッチ回路に電気が通ると、メインの回路が切り替わるタイプです。
配線方法については、お客様がネット上で調べていただいた情報を元に作成しました。
手書きの汚い絵でスミマセン(汗
基本はルームランプのアース制御でLEDを制御。
リレーによって回路を切り替えイルミネーションONでも点灯制御します。
では作業の方ですが、まずは運転席にあるヒューズボックスを開けます。
配線等は、ほぼここだけで事足ります。
ドア開閉と連動するために、ルームランプへ行っているの回路の緑赤の配線へ繋ぎます。
カプラーはヒューズボックス内向かって左端になります。
ちなみに赤白がルームランプ行き、緑赤が帰りになります。
ルームランプ点灯の制御の方はアース制御になるので、赤白線の方には常にバッテリー電圧です。
次ぎにLEDの電源と、イルミと連動するための電源です。
これもヒューズボックス内から取りました。
常時電源(赤白線) イルミはテールランプ系統より(赤黒線)
最後にアースですが、ちゃんと取れればどこでも良いのですが、今回は運転席足元右のボンネットオープナーのトリムを外し、その中からボディーアースを取りました。
接続時に誤配線するとショートや故障の原因となります。
プロ以外の方が配線されるときは、テスター等で確認していただき、お間違えのないようにお気をつけ下さい!
後はリレーにそれぞれの配線を接続するだけです。
リレーはちょっと邪魔ですが後で触りやすいようここに付けました。
運転席足元はこんな感じ。
助手席はこちら
完成はこんな感じになります。
お客様のご用命で足元の奥の方が光るようセッティングしました。
ブルーのLED光がクールでかっこいいですね。