8月 312009
DB9型ホンダインテグラZC型エンジン タイミングベルト交換
分解前のエンジンルームです。
この状態ではタイミングベルトはカバーに隠れていて見えません。
パワステエアコン、オルタネータなどのベルトを取り外したあと、パワステポンプを取り外し横に避けておきます。
クランクプーリーを取り外します。
ホンダ車の場合はクランクプーリーのボルトを緩める時に、プーリーを固定するのに特殊工具が必要となります。
プーリーに大きな六角が切ってあり、そこに写真上記右の特殊工具を入れるようになっています。
タイミングベルトを覆っているカバーを取り外しベルトが見える様態になりました。
ベルトを取り付ける際はクランクシャフトとカムシャフトのタイミングを合わせてます。
これが一コマでもズレているとエンジン不調の原因となります。
これが取り外したタイミングベルトです。
ベルトに凹凸のコマがつけてある事により、クランクシャフトとカムシャフトのタイミングをキッチリとあわす事が出来ます。
このベルトが切れてしまったりすると走行中にエンジンが突然止まったり、最悪の場合エンジン破損となる場合があります。
そういう事故を防ぐ為に、タイミングベルトは国産車なら10万キロで定期交換の必要な部品に指定されています。
ただ、近年ではゴム製のタイミングベルトに代わり、基本的に無交換となる金属製のチェーンが使われるようになり、タイミングベルトを交換する機会が少なくなりました。