車検で預かったBH5型のスバルレガシィB4ですが、トランクのスペアータイヤの収納部に水が溜まるので見てほしいとの事でした。
ちなみにこの車はレガシィのセダンボディになりトランクルームがあります。
さっそくトランクのスペアータイヤを見てみると水で濡れているのがわかりました。
次にトランク部の内張りをめくってみます。
すると右のテールレンズのあるあたりの内張りに、水が流れた跡が確認できました。
どうやら水漏れの原因はこのあたりのようです。
走行中にリヤよりコトコトというような音がするとの事で、H20年式のスバルレガシィのツーリングワゴン(BP5型)が入庫しました。
その音は常にするわけでは無く、状況によってしたりしなかったりマチマチとの事です。
一番こういう修理がやっかいで、現象が確認できないと音の出所が見つけられません。
そのため音の場所を特定するだけで、かなりの時間と労力を要してしまいます。
BE5レガシィクラッチ交換作業
今回はBE5レガシィの4WDターボ車のクラッチ交換を紹介します。
BE5はセダンですがBH5のツーリングワゴンも同様の作業手順になると思います。
まずエンジンルーム内のインタークーラーを取り外します。
これでミッションが上から見えるようになりました。
その後フロントのドライブシャフトをデフから切り離します。
ミッションをおろすのに邪魔になるのでマフラーをエキマニの付け根からテールパイプまでの間を取り外します。
プロペラシャフト、シフトリンケージなどを外した後、ミッションをエンジンから切り離します。
ミッションとエンジンをつなげているボルト類をすべて外し普通ならこれでミッションが切り離せるはずなのですが、このレガシィターボに関してはちょっと特殊なクラッチになっていて先にレリーズフォークを外してしまわないといけません。
写真中央のヘックスネジがレリーズフォークの軸になっていて、これを先に外しフォークを取り外します。
車両からミッションがおりました。
こちらが取り外したクラッチディスクとクラッチカバー、そしてレリーズフォークです。
こちらがクラッチカバーとクラッチレリーズベアリングの拡大した写真です。
普通の車のクラッチはレリーズベアリングを押し付けるタイプのプッシュ式なんですが、この車はベアリングを引っ張るタイプのプル式になっています。
クラッチカバーにレリーズベアリングが常に噛んでいる状態になっています。
そのためミッションを外す際には先にレリーズフォークを外さないといけないわけです。
ミッションの組み付け時には、カバーとベアリングの噛み合せはワンウェイのスナップリングになっているので、普通のミッション同様に先にレリーズフォークにベアリングを組んでからエンジンとミッションを組合すと噛み込む仕組みになっています。
これまでの逆の手順で組み付け作業完了となります。



