車検・定期点検整備

車検整備・定期点検整備

車検整備は、お客様が安心してお車をお使いいただくために必要な定期的な整備。

安田自動車では経験豊富なプロの手による、車両の点検と整備を実施。

お客様にとって、またそのお車にとって、本当に必要な整備は何なのか？をプロの目線から的確に判断し、整備させていただきます。

プロの整備士にとって必要なのは修理の技術だけでなく、異常個所を素早く見つける事の出来る洞察力と、整備が必要なのか必要で無いかを見極める判断力。

これらが備わっていなければ、故障個所へたどり着くまでの時間的ロスや、誤診による無駄な修理や整備を行ってしまいます。

当社では長年培われた修理経験豊富な整備士が点検整備する事により、これらのムダを極限まで減らす事が出来ます。

そのため時間的ロスによる過大な工賃請求や、必要でない無駄な整備による過剰整備を無くし、結果お客様への経済的ご負担を減らす事が出来ます。

自動車の整備は現時点で故障している箇所を修理するというのは当たり前の事で、それよりも先の事を見据えた整備が出来ることが重要です。

たとえば消耗品であるブレーキのディスクパットの交換について。

同じブレーキのディスクパットの残量が５ｍｍの車が２台同時に車検で入庫したとします。

一台の車の方は交換となり、もう一方の車の方は交換しませんでした。

同じブレーキ残量であるにも関わらず、この違いは何でしょうか？

一方のお客様は、お金がかかるから交換しないで欲しいと言われたから？ではありません。

正解はお客様の走られる走行距離の違いです。

車は普段使われるお客様によって年間走行距離は様々で、皆一様では有りません。

毎日通勤で使われる人、また買い物で近所に行く程度の人、と使い方によっては走行距離に大きな違いが生じます。

そこで先ほどのブレーキの話に戻りますが、二人のお客様の一人は通勤で毎日１００キロほど走られる方、もう一方のお客様は買い物や保育園の送り迎え程度で日に１０キロ程度。

この数字は車検から車検までの２年間に直すと、大変大きな違いになります。

そのため一方のお車は次の点検まで持たないという判断で交換、もう一方のお車は充分持つとの判断で交換せずとなった訳です。

これらの判断基準は、その車だけを見ているのでは決して気づきません。

そのお車に乗っておられるお客様が、どんな方でどの様なお仕事で、どれだけ走られるか、その事を知っていなければならないのです。

つまり私達は「車を通じで人を診る」仕事なのだと。

本当に必要な整備とは、その時点で車検に適合しないものはもちろんですが、今後重大な故障等の恐れがあるものも含まれます。

当社ではこれらの必要整備は、お客様の判断を待たずに整備させて頂く事があります。

それはすべての車検でそうしている訳では無く、いわゆる常連さんというお客様のお車に関してです。

安さをうたう１日車検等では、これらの安全上問題のある事でもお客様に判断を委ねる場合がほとんどですが、これはいわゆる一見さんのお客様が多いという理由からです。

私たちは単に車を修理や整備するだけではなく、お客様とのつながりを大切しています。

お客様に信頼しまかせていただける、また私たちもお客様の安全と生活を守る、その心構えでお車の整備を行います。

また安全上必要となった修理に関しても、安易な部品交換だけに頼らず可能であればできる限り修理で対応し、安全上問題無いと思われる部品であれば、リサイクル部品等を活用し可能な限りお客様負担を少なくする事を常に心がけた整備を行っています。

また先に述べた消耗品であっても、今変えないといけないのか？また次回まで変える必要がないのか？を、整備車両の車種ごとの特徴や機構、またお客様の使用状況や年間走行距離などを総合的に判断し、本当に必要な整備だけを行います。

お客様にとってまず一番大切なのはお車の安全ですが、それと同時に修理代金等のご負担を少なくする事も、今の時代に必要とされていると感じています。