5月 142014
メーターに何か黄色いランプが点灯するので見てほしい、とご来店いただいたのはワゴンRにお乗りの女性のお客様。
メーターを確認するとタイヤパンク警告灯のウォーニングランプが点灯していました。
タイヤにパンクなどの異常があると、それを警告するものです。
この機能はワゴンRやマツダAZワゴンの上級グレードに装備されている機能で、スズキ車に限らずトヨタ等でも装備されている車もあります。
お客様にランプ点灯の理由を説明し、タイヤのパンクがないか調べることにしました。
まずは4輪各タイヤの空気圧をチェック。
すると右リアタイヤの空気圧が1本だけ低いのが確認できました。
タイヤを取り外詳しくし調べると、釘が刺さっているのを発見。
釘を抜きパンク修理しました。
その後、パンク警告灯を消さないといけないのですが、方法は運転席左下にあるリセットスイッチを長押します。
場所はパーキングブレーキの上あたりですね。
長押しすると警告等が点滅した後、消灯します。
説明書によるとタイヤ交換等で空気圧を調整した時にも、リセットをした方が良いそうです。
ここでどうやってタイヤの空気圧をチェックしてるの?と疑問の方もおられると思いますのでちょっと解説を。
仕組みは、ABS装着車にはABSを作動させるために、走行時に4輪各車輪ごとのタイヤ回転数をセンサーで読み取る機能があります。
それを利用し、パンク等で一本だけ空気圧が低い状況等で回転数がおかしい場合などに、コンピューターが判断し警告等を点灯させるのです。
ですからパンクしていなくても、1本だけタイヤサイズの違うタイヤを装着しても点灯します。
皆さん、タイヤ交換時には必ず空気圧調整を、またそれ以外でも豆な空気圧点検を心がけて下さいね。
Sorry, the comment form is closed at this time.