スズキ新型スペーシア試乗レビュー
スペーシアって聞いたこと無い車、と思われる方も多いかと思われますが、スズキが3月に発売した新型車。
名前こそ変わりましたが、これまでスズキで販売されていたパレットの実質的な後継車種になります。
そう今テレビで堀北マキが盛んにCMしてるやつです。
じゃあ何で名前を変えたの?て思われる方も多いと思います。
別にパレットでもいいとは思うのですが、読んで字のごとく空間を意味する「スペース」をもじった車名の「スペーシア」と言うネーミングを与える事で、室内空間の広さを直感的にアピールするのが狙い。
ネーミング的にはあまりにも短絡的で、いかがなものかと首をひねりたくもありますが、この車のターゲット層は子育て世代のママという事を考えると、カッコイイ名前より、より分かりやすいう事に重点を置いたと考えれば納得します。
あとライバル他社のネーミングが、「タント」タンと積める、「N-BOX」箱のようにイメージしやすい名前だというのも関係あるようです。
まぁ、名前のせいでは無いと思いますが、ホンダのN-BOXの発売によって、パレット販売台数がかなり食われたというのも、名前を変えてまでの必死のパッチ(笑)なんでしょうね。
はい、いつものように前置きが長くなりましたが、いよいよ車の事に触れたいと思います。
こちらはリアシート。
パレットの時代からウリにしていました、スライド機構付きの後部座席です。
リアシートを後方にスライドする事で成人男性が乗っても足元広々をですよ~と、言うのはスズキの営業マン。
さらに荷室スペースをある程度確保した状態でもホラこの通り余裕でしょう!と余裕?の発言。
この時にすかさず言うのは、N-BOXは広いけどスライドしませんしね!とお約束のお言葉もいただきました。
確かにN-BOXはお足元広々だが、その代り荷室空間がちょっと狭い。
あれでは荷室にベビーカーも積めん!と思ってたら、そこはさすがホンダ。すかさず荷室の広いバージョンのN-BOX+なる車種を豆乳じゃなくて投入。
でもスペーシアの場合には、スライド機構があるため一つの車で用途によって荷室重視、乗員重視と両方に対応出来るのが利点かと。
この辺が買うときの大きなアドバンテージになるかどうかは分かりませんが、忘れずにチェックしたいところです。
さて次ぎにリアシートの折りたたみ方ですが、パレット同様パタっとたためて広々荷室が
というのは同じでも、たたみ方がこのヒモをひっぱるワンアクションでたためるようになりました。
リアシートを畳めばこんな感じです。
そう!お約束の自転車も詰めます!ですね。
実は私、色々な車のカタログでやたらと自転車が積めるのをアピールしているのをみて、そんことめったにせんやろ!と思ってました。
でも最近子供が大きくなり、親友達の話を聞く機会があり、ようやくその理由がわかりました。
習い事などで子供が自転車で出かけた時など、後ほど車で迎えに行かなければ行けなくなった、なんて時に自転車が積めると便利、との事。
それを聞いてあ~なるほどねぇ。と関心。
まぁ、たぶんこんな新車に、自転車は積まない(積みたくない)とは思うので、カタログの自転車詰めますアピールはもしもと言う時の安心感を買うようなもの?だと思います。違うか。
先にリアシートを説明してしまいましたが、フロント席も説明しないといけませんね。
これまでのスズキ車のツル?っとしたダッシュイメージとは違い、いかにも物が置けますよ、というような棚?みたいなダッシュ形状になってます。
ん~N-BOXを意識した?と言われてもしたか無いでしょうが、あくまでこういうダッシュの作りは今のトレンドなんでしょうか。
やはり小物入れも豊富です。
さらに、ここからティッシュが取り出せます。
あ~これもどっかで見たような、と言うのは言いっこ無しですよ。
すると、じゃあこれでどうだ!とばかりに天井からティッシュが登場(汗
おーいここまでせんでも(汗)と思いつつも、営業マンの説明を聞くと、後部座席で赤ちゃんのオムツを交換する時に、ここからサッとお尻拭きがが取り出せるそうな。
ん~これって便利なのかぁ・・と思うのは、あくまで男の意見。
女性の意見では無いので反論異論はあると思いますので、コメントは無しで(笑)
まぁ、要は子育て世代の女性に優しい至れり尽くせりの車、と言う事に徹底して特化した車という事なんでしょうね。
おっと試乗するまでに長くなってしまいました。
ここからはいよいよ試乗レビューになるわけですが、続きは次回のおたのしみ~!
その2へ続く・・・
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