クリーンディーゼルのアイドルストップは?
今や燃費を重視する車には当たり前になった、アイドリングストップ機能がこの車にも、もちろん装備。
マツダのアイドリングストップと言えばi-STOPと言う技術でガソリンエンジンではすでに普及済み。
ただしディーゼルエンジンでは初となるアイドリングストップ機構はどうか気になるところです。
試乗に出かけてから数分走り暖気ができれば、アイドリングストップの準備が整います。
交差点にさしかかり赤信号で止まろうと思うのですが、そういう時に限って青信号(汗)
後ろの車にちょっと迷惑をかけながら、なかば強引に信号で止まりました。
信号が青になりブレーキから足を離すと再始動。
信号待ちでの再発進ではもたつく事なく発進できました。
右折するために右折レーンで止まると、ここでもアイドリングストップが働きます。
この状態で対向車が途切れるのを待ちます。
車が途切れたのを見計らい、いざ発進。
このような状況でも、もたつく事なくエンジンが再始動し対向車をやり過ごすことが出来ました。
ただ、こういうシチュエーションだと、もしもエンジンがちゃんと始動出来なかったら・・という不安な人もいませんか?その場合は停止状態でハンドルを切ればエンジンが再始動(アイドリングストップ解除)となるので、心配性な方はそういう対処法もあります。
インテリアはいたってオーソドックス
新型ディーゼルエンジンやスカイアクティブを搭載して先進的なイメージで売りに出されていますが、インテリアデザインに関してはいたって普通で可も無く不可も無くといったところでしょうか。
個人的にはせっかくなので、同じマツダのアクセラみたいな未来的なインテリアデザインがあってもよい気がしますが、このクラスになると、こういった落ち着いたデザインの方が客層にマッチしているのかもしれません。
脱、毒キノコ!
これは左前の死角をカメラによって映し出される画像のモニターを兼ねるルームミラーです。
これ自体は今時さほど驚くべき装備ではありませんが、これによって左フェンダーにニョキっと生えた補助フェンダーミラーを無くす事が出来ます。
そうです。フェンダーのミラーと言えば、新車情報の三本さんの名言?の毒キノコですね(笑)
車のデザインを犠牲にしないための機能だとすれば納得出来ますよね?!
こちらは後日別のマツダディーラーさんが試乗用に持ってきてくださった車両。
こうしてみるとフロントマスクは動物っぽいですね。
果たしてクリーンディーゼル車はお買い得なのか?
ディーラーの営業マンさんいわく、6割ぐらいのお客さんはディーゼルを選択されているとの事。
これはディーゼル車が消滅してしまいそうな今の状況を考えると驚異的な数字です。
ディーゼル=黒鉛、汚い、うるさいという悪いイメージを、ここにきてようやく払拭出来たのでは無いかと思います。
ただ、現状ではガソリン車とディーゼル車との価格差が40万近くあるという事を考えると、価格面においてハイブリット装備するのと変わらない事になります。
そうかんがえると燃費の事を考えると、ハイブリッと車に対するアドバンテージは少ないのが現状。
またガソリン車もスカイアクティブ技術により十分低燃費となっているので、軽油燃料コストの優位性と低燃費性を加味しても、価格差を埋めるほどのものではありません。
しかし、それにも関わらずディーゼル車を選択する人が多いのは、加速性の良さや燃費の性能だけでなく、やはりクリーンディーゼルに乗っているというブランドを買うという部分もあるように思います。
ハイブリッド車は普及が進むにつれて、誰でも乗れる普通の車になってしまいましたからね。
マツダは今後アテンザクラスの車にもディーゼルを展開していくとの事。
マツダより先にクリーンディーゼルを投入した日産は未だエクストレイル一車種のみだという事を考えると、マツダのディーゼルエンジン普及への本気度がうかがえます。
今後どこまで日本にディーゼルエンジンが定着するか、これからのマツダのラインナップ展開に期待したいところです。
昔懐かしいディーゼル車の与太話
個人的にはデミオにクリーンディーゼルが搭載される事を期待しています。
ナゼかと言いますと、私がこの仕事を始めて間もない頃、トヨタのコルサという小型ハッチにディーゼルターボ車が存在していました。
ディーゼルターボのコルサは、これがコルサ?!と思えるほどのすんごい加速してました。
まさにワイルドだろぅ!とう言葉がピッタリの車でした(笑)
デミオ用にダウンサイジングされたディーゼルターボを積むデミオで、ホットハッチの復権も近い?
期待してますよ!マツダさん。
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