皆さんが使っている車の寿命のことをどれくらい知ってられますか?
車にも人と同じように寿命(使用年数)があり、車の寿命もまた人と同じで皆が同じという訳ではありません。ただ、目安として関係機関が調べた平均寿命(平均使用年数)という物があります。
平均寿命11.68年
関係機関の調査によると、自動車の平均寿命(使用年数)は平成21年3月末の時点で、11.68年(軽自動車を除く)という事です。
みなさんが思っているより長かったですか?短かったですか?
ちなみに10年前の平成11年の調査では、9.63年だったので、10年で平均寿命が約2年伸びた事になります。車も人と同様どんどん長寿命化しています。
平均車齢 7.48年
平均寿命と共にもう一つ統計がとられているのが「平均車齢」で、人で言うところの平均年齢です。こちらの方は平成21年3末時点で7.48年(軽自動車除く)という数字が出ています。
10年前の平成11年が5.60年だったので、こちらの結果も約2年ほど増えています。
車の寿命が延びた理由
長寿命化の原因としては、技術の向上などにより故障が少なくなった事。また自動車のボディが錆びに強くなり耐久性が向上したのが大きな要因かと思われます。
次に挙げられるのは、長引く経済不況。
経済的理由で乗り換えたいけどそれが出来ないという人が多くなった事も原因の一つだと思われます。
安田自動車のお客様の車は…?
そこで安田自動車の顧客車両ではどうなのかと思い調べてみたところ、10.2年(軽除く)という数字が出ました。
ある程度予想はしていましたが、全国平均より2年以上も高齢化?がすすんでいるとは予想以上でした。
私なりにこの結果を分析しますと、
- 新車販売が苦手だから?
- それとも新車にどんどん乗り換えるような大富豪なお客様がいないから?
そのどちらも少しは当たっているかもしれません(笑)
販売が目的ではない安田自動車
でも一番の理由は、お客様に今の車に少しでも長く乗ってもらいたい、という気持ちで車のお世話をさせてもらってきた結果ではないかと自負しています。
私どもの仕事は車を販売する事が目的では無く、車に安心して乗っていただくためのサービスを提供する事です。
今の車に安心して乗れる事が、その車に長く乗ろうという気持ちにつながるのだと思います。
車の寿命に関係するメンテナンス例
車の寿命は車種や乗り方によって異なりますが、主に以下のような点をしっかり点検・整備することで、より長い間乗ることができます。基本的な整備の例をご紹介します。
オイル交換、オイルフィルター
エンジンが焼きつきを起こさないよう、エンジン内のオイルはまめに交換していきます。オイルフィルターはオイル内にあるゴミなどを綺麗に取り除く部品です。
エンジン点検、冷却水
エンジンを冷やす冷却水。エンジンがオーバーヒートを起こさないようにしっかり点検・整備していきます。
ブレーキ点検
ディスクパッドと呼ばれるブレーキの部品が擦り減るとブレーキのききが悪くなるため、とても危険です。大切な点検箇所の一つです。
タイミングベルト、ベルト類
ゴムでできているベルト関連は切れるとエンジン停止、バッテリーの充電不良、オーバーヒートなどが起こります。ベルトの耐久性は問題ないか、チェックします。
バッテリー・スパークプラグ
車に必要な電気を蓄えるバッテリーと、火花を散らし燃料に着火するスパークプラグ。出先でエンジンがかからないといったことが起きないよう、必要に応じて交換します。スパークプラグが悪くなるとエンジン不調、燃費の悪化にもつながります。
ボディ
ボディがサビで腐食し穴が開いてしまったような場合には、腐食部分を切り取り新たな鉄板をつなぎあわせ補修します。
古くなるとサビが出て外観が悪くなるだけでなく、車の寿命にもかかわります。直すことで長い間乗ることができます。
安田自動車は、ひとつひとつの整備をしっかりこなし、長い間愛車にお乗りいただけるように配慮しています。
安田自動車 ふだんの作業風景2
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