11月 132009
スタッドレスタイヤの豆知識
みなさん冬用タイヤの準備は万全ですか?
冬用タイヤといえば今はスタッドレスタイヤですが、意味はスタッド(鋲ビョウ)がレス(無い)というものです。
昔は金属の鋲付きのスパイクタイヤが冬用タイヤでは一般的でしたが、タイヤの表面の針(鋲)が雪の無いアスファルトの上を走ると、針が路面を削り粉塵が発生する 事が問題となりました。
そこで登場したのが鋲の無いタイヤ「スタッドレスタイヤ」です。
スタッドレスタイヤはスパイクタイヤには劣るもの凍結路面での性能と、鋲が無い事による乾燥路での走行性能を両立しています。
ではスタッドレスタイヤがどうやって雪道で効くのかと言うと、雪の上では深く やわらかい溝で雪をつかんでかき出し、また凍結路面などでは細かい溝や特殊な ひっかく素材や吸水する素材の配合などによりグリップを確保します。
そのため溝が新品の半部ぐらいになると、サマータイヤなら問題無いのですがスタッドレスタイヤとしては使用限度とされています。
それを知らせるサインとしてプラットホームというものがあります。
また溝が残っていても経年によるゴムの硬化によって性能は低下します。(3~4年程度が限度とされています)
雪道で動けなくなるのも困りますが、それよりいざという時に止まれない事が起こるのが何より怖いですよね。
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