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nori

7月 282019
 

今回の修理はズズキキャリィ―トラックDB52T型4WD、5速ミッションの2速の入りが悪いという事で修理のご依頼をいただきました。

キャリートラックのミッション修理に関しましては、過去にも何度かさせていただいておりまして、今回も同様の修理になります。

過去の記事 キャリィミッション修理

調べたところ、古いジムニー等も同様のミッション形式になるようですね。

 

まずは4WDなので、いつもいのようにトアンスファケース一体でミッションを下ろします。

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ミッションをトランスファ側から分解していきます。

下の写真は5速とリバースギア関連。

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さらに分解をすすめてミッションケースが2つ割りになった状態です。

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これがメインシャフトでここに12、34速のギアとシンクロ関連があります。

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各ベアリングはプーリプラーやプレスなどを使い新品と組み替えます。

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こっちがカウンターシャフトで、ケースよりシャフトを抜いてベアリング交換が必要です。

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組み付けの時に間違わないよう、ある程度順番に並べておきます。

ちなみにそこそこ回数をこなすと、同じミッションなら修理書が無くても大体出来るようになります。

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こちらが問題の2速シンクロ部です。

写真では分かりにくいですが、金色のシンクロナイザリングの切り欠き部が摩耗してました。

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こちらがメインシャフト、カウンターシャフト関連のベアリングです。

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こっちがトランスファ関連のベアリング類です。

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バラした部品を再度組み付ければ完成!となります。

 

実は今回の修理のご依頼主様は他県遠方の方で、わざわざお車でご来店いただき、そこからは電車等の公共交通機関でお帰り頂きました。

ご依頼主様からは、修理は当初から長期でゆっくりでいいですよ、と言われていましたが、予定以上にお時間を頂だいたにも関わらずご理解をいただき大変有難かったです。

またお車のお引取り時にも、当店地域は交通の便が悪く不便な地域ですが、電車で遠路お越しいただきありがとうございました。

12月 292018
 

ヘッドライトの黄ばみやくすみがあると、せっかくキレイに乗っておられるお車でも古く見えてしまい本当にもったいないですよね。

ヘッドライトのレンズは、強度と耐久性を持たす必要がありポリカーボネート樹脂で出来ています。

ただこのポリカーボネート樹脂は、日光の紫外線に弱くそのままではすぐに黄ばんでしまします。

そこでヘッドライトレンズにはそれを防ぐコーティングがされているのですが、長年の使用によりコーティングが劣化し黄ばみやくすみの原因になります。
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そこでご自分でヘッドライトを磨きコーティングするDIY商品を使い、常にキレイに保っておられる方も多いかと。

ただその効果は長くても3カ月程度というのが大半です。

 

そこで当社では数ヶ月程度しか効果が無いヘッドライトコーティングではなく、長期間もつ本格的ヘッドライトコーティングを行っています。

ヘッドライトのレンズ面を研磨し汚れや古いコーティングを完全除去。

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そして再度ヘッドライト専用ハードコーティングをガンんにてを吹き付け塗装するので、仕上がりも良く効果も長持ちします。

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ヘッドライトの黄ばみやくすみでお悩みの方、ぜひ一度当社にご相談ください!

 

標準施工費 8500円~

*ヘッドライトの状態によっては施工が出来ない場合もあります。

*ヘッドライト脱着工賃が別途必要になります。

 

9月 082018
 

走行中に異音がするという事で入庫となった、スバルインプレッサスポーツ(GP7型)

試運転をすると、ほんの少し走り出しただけで音がするのを確認できました。

いつものように4輪を空転状態にして、音の出ている箇所を確認する事にしました。

どこかハブベアリングの異常か、またプロペラシャフトのベアリング等に問題があるか、調べ始めたのですがどうやらその音の出どころはミッションの中からのようです。

確かにミッションケースからの音だというのは分かるのですが、音はケースに共鳴しているため、どの部分から出ているのかはこの状態では特定が出来ません。

さらにスバル車のミッションは特殊な構造になっており、ミッションだけではなく、フロントデフと4WDのトランスファが一体型で内蔵されています。

そのため、これらのどの部分から音が出ているのかの特定が非常にむずかしくなっています。

音の原因箇所が分からないかと調べてもらうため、スバルのディラーさんに車両を持ち込んで確認してもらったのですが、やはりミッション内の音ではあるが場所の特定は難しいとの事。

さらにディーラーでもミッションケースを分解して修理はCVTになっているので難しいようで、修理するなら本体を丸ごと交換した方が確実そうです。

という事で今回は走行距離の少ないミッションを調達し交換する事になりました。

 

下から見えるのがミッション本体です。

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CVTミッションが下りました。

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この中にCVT本体、トルクコンバーター、フロントデフ、4WDのトランスファーとビスカスカップリングのすべてが入っています。

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こちらが届いた中古のミッション本体ですが、デフやトランスファーまで一体で内蔵されているため、通常のミッションより非常に大きく重いです(^_^;)

重量にして100キロ!ぐらいはありそうですね。

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ミッション交換を交換し、試運転で音が無くなっていることを確認し納車となりました。

 

5月 132018
 

今回修理のご依頼を受けたのは、DA64型4WDエブリィの5速マニュアルターボ車でした。

ご依頼主の方は遠方にお住まいの方でしたが、当社ホームページをごらんいただき修理のご依頼メールをいただきました。

当社のホームページで、何度かこれまでズズキのエブリィやキャリィの異音修理の記事を紹介させていただきました。

今回修理のご依頼主様のお車の異音の状況をインターネットで検索されておられて、当社ホームページにたどり着かれたものかと思います。

メールでのやりとりの内容で音の状況や種類などを詳しく教えていただき、ミッションまたはトランスファーからの異音であるような感じでは無いかという推測になりました。

どうやらミッション内、またはトランスファー内のベアリングが怪しい感じです。

ただ何分にもご依頼主さんは車で2時間程度ほどの遠方ですので、地元で修理を・・・という話になるのですが、どうやら地元の修理屋さんではミッション本体を中古またはリビルトで載せ替える方向の話しかしてくれなかったようです。

お客様としては中古は不安ですし、リビルトだと修理代が高額になります。

そこでスズキ車のミッション・トランスファー分解が出来るお店という事で、遠方ながら今回お問い合わせをいただいたワケです。

 

4WDエブリィなのでトランスファー一体型でのミッション脱着になります。
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こちらがトランスファーケースを分解した状態です。

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手前に見えるのがビスカスカップリング。

DA64でもミッションターボ車はフルタイム4WDなので、4WD切り替えがありません。

そのためフロントへの駆動を伝えるプロペラシャフトの部分にビスカスが内蔵されているんですね。

ちなみに切り替えのあるタイプだとこのビスカスは無く、代わりに切り替え機構が内蔵されています。

もしもトランスファー関連のベアリングが音の原因なら、この段階で修理が可能でしたが、予想通りここでのベアリング異常は確認出来ませんでした。

という事で次にミッション本体の分解に進みます。

 

こちらはミッションケースがすでに外れた状態で、1から4速とリバースギアが見える状態になっています。

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そしてこちらがケースからメインシャフトとカウンターシャフトそしてシフトフォーク類が取り外された状態です。

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ここにあるいくつかのベアリングが原因で異音が発生していました。

 

異音の原因のベアリングはもちろんの事、それ以外のベアリングもギアプーラーを使いすべて新品に交換していきます。

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こちらが交換されたベアリングです。

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ベアリング自体は1個が1000円前後と部品代としては安価な物ですが、分解工賃はやはり手間ですのでそれなりにかかってしまいます。

しかし今回の修理では部品工賃合わせて総額5万程度でしたので、中古のミッションや、ましてやリビルトミッション交換に比べれば安く修理する事が出来るのではないかと思います。

 

後日お客様にお車を納車しご感想を頂きましたが、音が静かになり気持ちよくお車に乗っておられるとのお言葉をいただきました。

この度は遠方からわざわざご来店いただきありがとうございました。

1月 062018
 

本日より、やすだ自動車営業いたします!今年も頑張ります!!
応援よろしくお願いいたします!!

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