京都北部地域与謝野町の車屋さん安田自動車。車の販売・車検・故障修理・鈑金塗装・保険他、車に関する小さな事から大きな事まで確かな技術と親身な対応でお客様のカーライフをサポートいたします!

nori

12月 302014
 

今年も大晦日を残すだけとなり、2014年がいよいよ終ろうとしています。

当社の仕事納めは30日。

今年最後のお仕事として、ズズキスイフトのリコール作業(無償改善修理)を行いました。

 

その内容はフロントのショックアブソーバーのダストブーツが破れ、ショックのシャフトに噛み込みオイル漏れをおこすというもの。

実際に対象車両を確認してみるとダストブーツがバラバラになっていました。

まだこの車は初回車検を受けたばかりなので、こんなに早くブーツが破れるのは確かに問題ですよね。

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片側のブーツを交換したところで、もう片方のショックを確認すると、オイルでドロドロになったショックの姿が。

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まさかこれがリコールとなった現象?

と言う事で原因の箇所を拡大。

あ~ホントにブーツの破片がはキレイにはさかってるわ。

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ということで片側はショックアブソーバASSYの交換となりました。

 

というところまで書きましたが、実はこの事は1ヶ月以上も前の話。

11月半ばに確認してショックの部品をスズキに手配すると、納期が1ヶ月以上かかると言われました(゚д゚lll)

で、その部品を待っていたら、作業が年末になってしまったという事でした。

 

こちらが取り外したショックアブソーバ。

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泥のように見えるのは、漏れたオイルに泥が付着しているためです。

 

なんとか年内に作業をする事が出来ました。

これで新しい年を気持ちよく?むかえる事ができます。

 

今回の修理はリコールなのでもちろんお客様負担は無く無料です。

こういったリコール作業も私達自動車屋さんの大切なお仕事の一つ。

リコールのハガキが来てどうしよう?と思われた方、お気軽に当店へご相談下さい。

 

それでは皆さん良いお年を~(^^♪

11月 282014
 

店舗リニューアルを記念いたしまして、2つのキャンペーンを実施いたします!

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特典その1

スタッドレスタイヤへの付替え工賃を10%OFFいたします!

軽自動車 通常1台分の工賃2000円⇒1800円(税別)

普通車  通常1台分の工賃2400円⇒2160円(税別)

 

※ホイール付きタイヤの付替えに限ります。また大型車、RV車等は別料金となる場合があります。

※キャンペーン対象はご来店時に限ります。

 

特典その2

ご来店記念といたしまして、ご当地入浴剤セットをプレゼント!

入浴剤

 

またお子様のご来店時には、お菓子のつかみ取りもありますよ!

おかし

皆様のお越しを心よりお待ちしております!

11月 202014
 

H5年式HA4型ホンダのアクティストリートがエンジンの不調で入庫。

パッと見た感じでは3気筒あるうちの1気筒がいわゆる死んでいる状態のようです。

エンジンを回してみると、明らかに吹けが悪いです。

 

不調の原因気筒がどれかを調べるため、まずは基本のパワーバランスチェックです。

結果は2番シリンダーが不調の原因のようです。

 

次に診るのが点火系。

プラグ、プラグコード、ディストリビューターとも異常は無さそうです。

こなると後は圧縮抜けかぁ・・・

コンプレションゲージにて2番シリンダーの圧縮を測定。

するとコンプレッションは、ゼ、ゼ、ゼロ~・・・

このエンジンに良くありがちな、ヘッドガスケット抜けによる圧縮漏れなら、完全にゼロって事は無いはずです。

ん~これは、バルブが逝ってるかも(汗

 

とは言っても実際にバルブを見ていないので、確証がとれている訳ではありません。

という事で分解開始です。

 

分解を始めて数時間後、シリンダーヘッドがエンジンから降りました。

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バルブがどうなっているのか?!ではその裏側をいざ拝見。

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10月 312014
 

車検で入庫となったDA64型エブリィバンでしたが、メータ内にあるシートベルト未着装を警告するウォーニングランプが点灯していませんでした。

普通なら真っ先に疑うのがメーター内の球切れなんですが、この車のメーターには電球が入っておらず警告灯もLEDで点灯するようになっているためメーター側には問題が無さそうです。

次に疑うべきはシートベルトのキャッチ部分。

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キャッチ部にはシートベルトが差し込まれるとOFF、差し込まれていない状態だとONする接点があります。

ですのでこの配線の断線、または接点不良となると、シートベルトを外しているにも関わらず、シートベルトの警告灯が点灯しなくなります。

 

まずは配線と接点の導通を調べるため、シートベルトを差し込んだ状態でテスターで導通点検。

結果はやはり導通が有りません。

これでキャッチの不良だと言うことがわかりました。

という事でキャッチを交換・・といければ良かったんですが、部品の値段を調べてビックリ。

ベルトとセットしか部品供給が無く、値段は19,400円なり!

こんな事でお客様に2万円近くの金額を払ってもらうわけにはいきません。

そこでキャッチまでの配線の断線か接点不良かどちらかの原因がある事は分かったので、なんとか修理できないかキャッチを分解してみます。

ケースを二つに割ります。

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さらに分解していくと・・

 

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アース側の配線が断線しているのを発見。

これならハンダ付けで修理が可能です。

配線を修理すると導通が回復。

メーターにシートベルト未着装のランプが点灯するのを確認し修理完了。

 

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今回は配線の断線という単純な故障で修理できましたが、もしもキャッチの機構自体が破損すると、それこそ高額な出費になる可能性も・・・

こんなもんシートベルト本体とキャッチがセットでは無く、別々で部品供給があれば問題ないのになぁ、と思う一件でした。

9月 202014
 
アシストモーター最大の役割とは

アシストモーターにとってもう一つ大切な仕事があります。

それはアイドリングストップ時の再始動。

これまでワゴンRのアイドリングストップ車では、スターターモーターが再発進の度にキュキュキュっと唸りを上げエンジンが始動していました。

実はこの音が耳触りで、アイドリングストップなんかやめてくれ!と思う人も多いと思います。

しかし新型ワゴンRのS-エネチャージ車では、アシストモーターが滑らかかつ静粛にエンジンを再始動をしてくれるのです。

こちらがエンジン再始動の様子。

ん?エンジン始動がわかりました?

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